J1実験:論理回路(オンライン実験)の紹介(2020/8/14)

こんにちは!I類(情報系)計算機室管理者の島崎です。本日は、I類(情報系)3年次の情報数理工学実験第一・コンピュータサイエンス実験第一のJ1課題(論理回路)についてご紹介します。
※昨年の投稿はこちら

電通大は現在、新型コロナウィルス感染症の影響で、前期授業は原則、オンラインで実施しています。
その中で、実験もオンラインで実施することになりましたので、I類(情報系)成見先生、赤池先生と遠隔で実験が可能なリモートコントロールアプリとFPGAボードを開発しました。

従来は、学生がFPGAボードやオシロスコープを操作して実験を行うのですが、オンラインだと操作ができません。
そこで、下記のようにFPGAボードとオシロスコープを遠隔で操作するための基板を新たに開発し、Arduinoを用いて操作する仕組みを25台分用意しました。具体的には、下記のようになっています。

開発には、実際にJ1実験を受講したことがある大学院生のTAも協力してもらい、CAD化や半田付けを担当してもらいました。

実験は、7/8 から 8/5 に3つの組に分けて、Zoomを用いて実施しました。学生は、遠隔での実験に苦労しており、頑張ってレポート書いています。今後、遠隔での実験方法を検証するために、実施したアンケートとログデータを分析して論文にまとめる予定です。今後、オンラインでの実験や演習についてI類(情報系)の様子を学生が発信してくれる予定ですので楽しみにしてください!※学生と教員と協力して、なるべくI類(情報系)の様子が伝わるよう努力いたします、、。