I類Webページへの投稿方法

基本的方針

  • 学生への掲示:I類事務(office -at mark- c1.uec.ac.jp)にPDF添付でメールする
  • 授業紹介や研究の記事:教職員もしくは承認された学生が投稿出来る

注意事項

学生への掲示に関しては、添付ファイルを学内限定公開にするなどの特別な処理が必要なため、事務室の方に個別にやり方をお伝えしています。

授業紹介等は、教職員や学生が下記の投稿方法を見て投稿することが出来ます。教職員の場合は特に管理者への連絡なしでUECアカウントにより投稿やレイアウト変更等可能です。学生の場合は一旦教職員から学籍番号を管理者(c1www -at mark- ced.cei.uec.ac.jp)に知らせて頂く必要があります(WordpressのアカウントそのものはUECアカウントで自動で作成されますが投稿権限を付与する必要があります)。

留学生のバンコクでの国際会議発表(2019/9/6)

成見研に一年間滞在していた修士の学生さんが2019年9月6日にタイのバンコクでの国際会議( ECTI-UEC-AI2019 )で発表しYoung Researcher Encouragement Awardを受賞しました。電通大の短期交換留学プログラム(JUSST)によるメキシコからの留学でした。

高速かつ高精度なノイズリダクションのアルゴリズムを考えFPGAにも実装した

国際会議の合間はバンコクの市街や少し離れた町も訪れたようです。以下は本人からの旅の報告です。

My name is Eduardo Pichardo, I am Mexican and for one year I had the chance to live in Japan as an international exchange student and learn the Japanese customs and lifestyle. I must say that the first 2 months were a little bit difficult because I had to adjust my self to the hard-working Japanese lifestyle. I spent countless hours in my lab trying to make the most out of this year, academically speaking, trying to learn from my lab mates and from my professor. By the end of the year I had the chance to participate on an international conference held in Bangkok, Thailand, using the results I obtained from my lab-work. My professor, PhD. Tetsu Narumi, was helpful and supportive all the time, and even help me to obtain financial support from the university to attend to the conference in an all-expense paid trip.

My trip lasted for 4 days and I must say that I made the best of each moment. I visited 2 different provinces in Thailand: Bangkok and Pattaya. Bangkok, it turns out, is an easy city to live in. There’s lots to do, plenty of events, great bars, amazing and exotic food, and it’s easy to get around (except during rush hour). I love cities where there’s always something to do. No matter what time of the day or day of the week, you can always find something to do in Bangkok. Also, when I found hidden markets and amazing street stalls frequented only by locals, became friends with residents, and understood how it operated, I knew why people loved Bangkok so much.

I would like to thank my Professor, Tetsu Narumi, and to the University of Electro- Communications for allowing me to have such an amazing experience of living one year in Japan and having the opportunity of traveling abroad, on behalf the UEC, to share my research and get to know a new culture.

成見研オープンラボ(2019/6/1)

大学院向けの研究室公開であるオープンラボがありました。今年は全体での学外からの来場者が過去最高だったとか。

成見研では三つのデモを行いました。一つ目はPlaystation 3を5台使ったデモ。2017年まで大学院の授業でPS3でのプログラミングに使っていたのですが、もう使わずPS3がたくさん余ったので、中古のレースゲームを五つ買ってタイルドディスプレイとして使ってみました。

二つ目はスマホで音源分離を行うもの。音楽からギターだけ取り出すなど行うのが音源分離。PCではなく非力なスマホでもGPUを使えば何とかなるのでは?という狙い。

三つめはFPGAを用いたタイルドディスプレイの高解像度化。複数のディスプレイを使った一つの大きなディスプレイを作るのがタイルドディスプレイ。FPGAを使ったハードウェアで実現するとディスプレイ間の同期ずれがなく滑らかな動画を流せます。しかしハードウェアの開発は大変。緑の画面の左下にあるのが今回のFPGA (Nexys Video)。

ちなみにLANケーブルに垂れ下がってるのは前の先輩が残した七夕の短冊。電通大らしいことが書いてます、、。

FPGAでオーディオメーター(2019/6/7)

Digilent社のBasys3というボードを使ってFPGAの勉強をしています。 ADコンバータ(アナログ信号をデジタル信号に変換すること)のサンプル回路(XADC Demo)があり、それを動作確認しています。FPGAは基本デジタル回路なのですが、一部アナログの機能が付いているチップもあります。

FPGAによるオーディオメーター

今回はスマホのヘッドフォン端子から音情報を拾い、片方はアンプを通してスピーカーを鳴らし、もう片方はFPGAのピンに入力しています。FPGAでは入力電圧を7セグLEDで表示し、同時に電圧に応じてレベルメーターのように光らせています。よく見ると分解されたマウスがありますが、これはUSBコネクタから5V電源を取ってアンプを駆動するために使いました。もう使わないマウスが部屋の隅に捨てられていたので。

FPGA班とUnity班(2019/5/31)

FPGAとは書き換え可能な論理回路。今のコンピュータはデジタル回路で出来ていますが、デジタル回路の基本である論理回路を実現出来るハードウェアです。マインクラフトでも論理回路を作ったりしている人がいますが、FPGAであればそれが現実世界で動きます。ただし複雑なことをさせるには設計がかなり大変です。

今年のFPGA班には目標の高い学生さんがいます。CPUを設計したいということで参考資料を用意しました。また、既にモーターを駆動するための基板を自分で設計・製作している強者もいます。

独自CPUの設計に関する最近の本を集めました
工房の始まる前にモーターをコントロールする基板を自分で作っていました。CPU用ヒートシンクを流用しています。

Unityはスマホゲームでもよく使われるゲームエンジンで、物理演算が簡単に出来たり、VR(バーチャルリアリティ)用の開発環境が揃っているなどの特徴があります。Unity班では、初めて触る人は本を見て勉強していきますが、既に触ったことがある人は友人と議論しながら作ったりします。今年はどんな作品が出来るでしょうか。

Unityのデバッグを一緒にやっています